Page 12 - NO.141銀行家雜誌
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觀天下
                Global View







              間交通擁擠、提早實施減少到實體公司辦公的                                  然 而 , 新冠肺炎疫情使人恐懼與他人接
              企業。                                              觸,促使金融業在「非面對面」交易中有所進
                                                               展。在個人顧客方面,特別是保險業的銷售最
              金融業的業務如何「轉型」                                     為顯著,法遵中規定,原則上以「面對面」說
              以因應這三種典範轉移?                                      明商品內容為主,但在被要求非接觸的情況

                                                               下,以App提供商品概要說明、利用遠距或社群
                  首先,業務推廣方式在由「面對面」                             媒體(SNS)跟顧客對談的比例越來越高了。
              到「非面對面」的移轉過程中,可謂產生極                                   在一些傳統的面對面證券公司,電話
              大變化。在日本,由於客戶的個人資訊方面                              雖仍是主流,但「面對面」銷售已不再是大
              相較於其他國家有更嚴格的法遵規範,在文                              原則。即使面對法人客戶,新冠疫情所帶來
              件中蓋章也是必要程序,因為這些影響,使                              的非接觸趨勢,混合「面對面」和「非面對
              「非面對面」商機的創新受限。                                   面」的銷售方式也不可避免的逐漸普及。企





              込まれないことによるストレスの軽減等、                              は、営業の仕方が大きく変わってきたと言

              精神的な圧迫感が少なくなる事象も存在す                              える。日本では、顧客情報に関して他国比
              る。尚、コロナ禍における原則在宅勤務の                              厳しいコンプライアンスや、書類への印鑑押
              状態では、コミュニケーション不足による                              下手続きが必須であったと言う側面も影響
              心身の不安定化という事象も発生しており、                             し、非対面でのビジネス機会の創出が限定
              在宅勤務と出社の適正な配分も考慮する必                              的であった。
              要があろう。                                                しかしながら接触自体が憚られるよう
                  尚、コロナ禍を起因とした以上のよう                            になったコロナ禍では、他力本願ながら金
              な変化ではあるものの、比較的スムーズに                              融業界でも非対面取引が進展してきた。個
              多くの会社がリモート面談、リモートワー                              人顧客に対しては、特に保険のセールスが

              ク等に進めたのは、東京オリンピック対策                              顕著であり、コンプライアンス上原則対面で
              で出社抑制の準備をしていたという側面も                              の商品内容説明が主であった中、非接触が
              ある。                                              求められた状況でアプリによる商品概要提
                                                               供、リモート・SNS を駆使した面談の割合
              このような 3 つのパラダイムシフト                               が多くなって来ている。
              を受け、金融業界のビジネス手法は                                      従来型の対面証券会社においては、電

              どのように「シフト」してきている                                 話がメインというところもあるものの、直
              のだろうか。                                           接会ってのセールスが原則ではなくなってき
                                                               た。法人顧客においても、コロナ禍での非接
                  まずは、対面から非対面へのシフトで                            触の流れを受け、否応なく対面・非対面のハ





         12   台灣銀行家2021.9月號






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